ロイック・ビセグリ
フランスの調香師。レザーや針葉樹などの強い主題を整理された構成で描き、香りに映像的な風景を与えます。
ロイック・ビセグリについて
ロイック・ビセグリは、ファインフレグランスの創作に携わるフランスの調香師です。素材の技術的な理解を基礎にしながら、人、土地、文化の物語をひとつの映像的な場面へ変える構成を得意とします。
経歴
香料会社で経験を重ね、Molton Brownでは『ロシアンレザー』のオードトワレとオードパルファンを手がけました。また、ヘアケアの香りなど、肌につける香水とは異なる製品にも創作の場を広げ、拡散や残香の設計を磨いています。
創作スタイルと哲学
彼は暗さと光、伝統と現代性の対照を使い、主題を過剰に装飾しません。『ロシアンレザー』では、レザーに黒茶、パイン、バジルを重ね、凍った森と火の温度が同居する風景を、整理されたアロマティック・レザーとして描きました。
代表作
- 『ロシアンレザー オードトワレ』— パインとバジルの冷気を軽やかなレザーへつなげた作品。
- 『ロシアンレザー オードパルファン』— 黒茶と樹脂を深め、森と火の対照をより濃密にした構成。
- 『グロス アブソリュ』シリーズの香り— ヘアの動きに合わせ、明るく残る香りを協働で設計。