リンダ・ソン

韓国系アメリカ人の調香師で、ジボダンに所属しています。家族との記憶や文化的な背景を大切にし、トッカのマヤやELOREAのクラウド・デイズを手がけています。

United States

リンダ・ソンのポートレート

リンダ・ソンについて

リンダ・ソンは、ジボダンに所属する韓国系アメリカ人の調香師です。ニューヨークで経験を重ね、2025年にはシンガポールを拠点とする姿も紹介されています。香水だけでなく、ボディケアやキャンドルなど、さまざまな形の香りを手がけてきました。

経歴

美容業界で分子の特許を取った化学者の記事を読み、大学で学んだことを香りの分野に生かす道に関心を持ちました。香りの専門校ISIPCAで修士号を取得し、ジボダンに調香師のアシスタントとして入社。その後、同社の調香学校で学びました。機会を探し続ける姿勢と、指導者の支えが道を開いたと振り返っています。

創作スタイルと哲学

異なる製品の基材や素材を扱うことが、新しい発想につながると考えています。家族や韓国の文化との結びつきも、香りを考える手がかりです。父がお茶を飲む姿を思い出す高麗人参の土や木の香り、明るさと苦みを併せ持つユズなど、自身の記憶を通して素材を捉えています。

代表作

  • 『マヤ』(トッカ、2018年)— カシスとバイオレットリーフに、バラやワイルドアイリス、パチョリを重ねたフローラルです。
  • 『クラウド・デイズ』(ELOREA、2025年)— 韓国の米酒マッコリに着想し、クリーミーな印象にバニラ、米、ダルゴナの甘さを重ねています。

手がけた香水