カロライン・バクストン

パリを拠点とするシムライズのシニア調香師。花の鮮やかさや、ローズとムスクが生む肌に近い柔らかさを作品に映しています。

カロライン・バクストンの実写真

カロライン・バクストンについて

カロライン・バクストンは、パリを拠点に活動するシムライズのシニア調香師です。カロライン・フィート=バクストンの名でも香水を手掛け、ファインフレグランスから美容ブランドの香りまで制作に関わっています。

経歴

ハーマン&ライマーで化学の実務を学び、同社の調香学校で香りの創作を身につけました。英国、米国、日本、フランスで調香の仕事を経験し、パリでキャリアを積んでいます。素材を扱う化学の学習と、各地での実務が、長い創作活動の基礎になっています。

創作スタイルと哲学

花の香りを、明るさや肌触りの感覚と結びつけています。ローズ、ジャスミン、ムスクを用いた共同制作では、ベルベットのような柔らかさと、身につけた人を包む親密な雰囲気を描きました。作品には、柑橘やミントの爽快な表情と、花や木が生む柔らかなふくらみも見られます。

代表作

  • 『オー ド ダリ』:1995年のサルバドール・ダリの作品。青葉や柑橘の明るさに、花々と木の土台を合わせています。
  • 『アクア スポーツ』:2001年のビオテルムの香り。ミントと茶で爽やかな緑の表情を描いています。
  • 『ル パルファン』:2024年のランコムの作品。アリエノール・マスネと共に、ホワイトティー、ローズ、ムスクを組み合わせました。

手がけた香水