ジャン ジャック

フランス出身の調香師。ピアニストの感性を生かしたスタイルで知られ、高砂香料や老舗メゾン「キャロン(CARON)」の専属調香師として数々の名作を手がけた。

France

Jean Jacques portrait

ジャン ジャックについて

フランス出身の調香師。16歳でピアニストとして大成するなど音楽のバックグラウンドを持ち、名門メゾン「キャロン(CARON)」の専属調香師としてブランドの現代的な再構築に多大な貢献を果たしたことで知られている。

経歴

生化学を修めた後、友人からの紹介をきっかけにベルサイユの香水学校ISIPCAに入学し、香りの世界へ進む。巨匠ピエール・ブルドンのもとで薫陶を受け、高砂香料工業(Takasago)で22年にわたり数々のヒット作を手がけた。2019年から2024年にかけてはキャロンの専属調香師を務め、メゾンの名香に新たな息吹をもたらした。その後は「シャネル(CHANEL)」に拠点を移し、さらなる活躍を続けている。

創作スタイルと哲学

「音楽と香水は同じノート(音符・香調)の言葉を話す」と語るように、音楽的なハーモニーやリズムの概念を香りのコンポジションに応用するスタイルを特徴とする。キャロン時代には天然香料を通常よりも贅沢に用いるメゾンの伝統を引き継ぎつつ、古典的な重厚感と現代的な軽やかさが調和したバランスの良い香りづくりを追求した。

代表作

  • 『ジェントルマン オンリー』— 素材の扱いと香りの構成を確認しやすい関連作。
  • 『イペルボール』— 調香師の表現の幅を示す関連作。
  • 『エメ・モワ コム ジュスイ』— 調香師の表現の幅を示す関連作。
  • 『タバック エクスキ』— Caronの香水。調香師の表現の幅を示す関連作。

手がけた香水