ハリー・フレモン
Firmenichで長く活動するマスター調香師。自然、想像力、意志を軸に、品質の高い素材で明るく人に寄り添う香りを目指します。
France
ハリー・フレモンについて
ハリー・フレモンは、Firmenichで長く活動するフランス出身のマスター調香師です。南フランスで植物を育てた幼少期の記憶を出発点に、香りを人の時間や場所へつながる感情的な媒体として考えています。
経歴
生物学を学んだ後、ヴェルサイユのISIPCAで調香を修めました。パリのHaarmann & Reimerを経て、1987年にジュネーブのFirmenichへ入社。1990年には同社の新しいクリエイティブ拠点とともにニューヨークへ移り、米国市場で長いキャリアを築きました。2017年、The Fragrance Foundationから調香師部門の生涯功労賞を受けています。
創作スタイルと哲学
自然、想像力、意志を調香の中心に置き、品質の高い素材で明るく前向きな香りを作ることを目標にしています。同時に、強い信念と頑固さの違いを意識し、依頼者の話をよく聞くことを重視します。素材の主題を明確にしながら、温度、清潔感、肌との距離を調整し、使う人と周囲の双方が心地よい均衡へ仕上げます。
代表作
- 『シーケー ワン』— 柑橘、茶、ムスクを透明な共有感へした共同制作。
- 『グレイ ベチバー』— ベチバーの乾きと柑橘の光を端正に整えた作品。
- 『ホワイト スエード』— ハーブ、サフラン、ムスク、起毛革を淡い触感へした作品。
- 『ロマンス』— 花と清潔なムスクを柔らかな親密さへまとめた作品。





