エリザベス・リャウ
シンガポール出身のMaison de L'Asie創設者・調香師。各国での生活と金融・芸術の経験から、アジアを感情の物語として再解釈します。
Singapore
エリザベス・リャウについて
エリザベス・リャウは、Maison de L'Asieを創設したシンガポール出身の調香師・クリエイティブディレクターです。アジアを固定した異国趣味で語らず、伝統を尊重しながら現代の個人が自分の物語を重ねられる香りを目指します。
経歴
18歳から故郷を離れ、ドバイ、ニューヨーク、ロンドン、オーストラリアなどで暮らし、金融と芸術の仕事を経験しました。旅先でニッチ香水を集め、約20年かけて嗅覚の基準を育てた後、自ら素材を組み合わせる中で感情を香りへ移す可能性を発見。シンガポールへ戻ったことを契機に、自身のメゾンを立ち上げました。
創作スタイルと哲学
最終的に残したい感情と視覚的な像を先に定め、そこから逆算して素材と展開を選びます。高濃度を大音量と同義にせず、肌の上で少しずつ意味が見えてくる静かな投射を重視します。音楽、映画、芸術、観察を、国境を越えて共有できる問いと物語へ編集します。
代表作
- 『ボア ダンドネジー』— 木、樹脂、スパイスを島の記憶と内省へした作品。
- 『リヴィエール シアム』— 水、花、緑を流れる時間の物語へした作品。

