ドーラ・バグリッシュ
アルジェ生まれのdsm-firmenichプリンシパル調香師。文学、食、旅の記憶を日記に蓄え、現代的な香りへ編み直します。
France
ドーラ・バグリッシュについて
ドーラ・バグリッシュは、アルジェ生まれでパリを拠点にするdsm-firmenichのプリンシパル調香師です。最初に愛した表現は文章で、国際記者を夢見た文学的な感覚を、現在は香りの構成へ生かしています。
経歴
祖母二人が菓子職人だったため、松の実のクリーム、シナモン、アーモンドが幼い頃の重要な嗅覚記憶になりました。地中海、アジア、ニューヨーク、イタリアなど異なる土地で経験を重ね、2024年にプリンシパル調香師へ任命されています。
創作スタイルと哲学
旅先で生じた問いを個人的なものへ引き寄せ、説明や情景を小さな日記へ書き留めます。そこから食、映画、音楽、人物、土地を多面的な処方へ変換します。過去の素材を懐古的に扱うのではなく、現代の肌や感覚に合う輪郭へ更新し、香水を無限の感情を開く協働相手と捉えています。
代表作
- 『グロシエ ユー』— ムスクと粉感で、着用者自身の肌を主役にした共同制作。
- 『フェイム』— 果実、花、乳香を大胆な現代性へまとめた作品。





