クリスティーヌ・ハッサン

ニューヨーク育ちで、ジボダンに所属する調香師。彫刻と映像撮影を学んだ経験をもとに、香りを場面や立体として思い描きながら組み立てる。

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クリスティーヌ・ハッサンのポートレート

クリスティーヌ・ハッサンとは

クリスティーヌ・ハッサンは、ジボダンに所属する調香師です。ニューヨークで育ち、彫刻と映像撮影を学びました。香りを、言葉を使わずに人と人をつなぐものと考えています。

経歴

バージニア大学で、生化学と、彫刻や映像撮影を中心とする美術を学びました。その後、フランスの調香学校ISIPCAで修士課程を修めています。IFFでは調香の見習いとしてパリとニューヨークを行き来し、ドロム社でジュニア調香師になりました。現在はジボダンで香りをつくっています。

作風

ハッサンにとって香りは、奥行きと手ざわりを持ち、動いていくものです。作り始める前に、展開していく場面や、手でふれられそうな立体を思い描きます。その像を頼りに素材を重ね、香りの中にリズムをつくります。ニューヨークから受け取るのは、意外な組み合わせです。高層ビルとセントラルパーク、甘さと塩気をあわせたカクテル、バレエのドレスにスニーカー。こうした組み合わせを手がかりに、少し先の読めない香りを組み立てています。単体では惹かれなかった素材も、組み合わせ次第で印象が変わります。その例としてラベンダーを挙げています。

代表作

  • 『サンデー メロー イエロー』

砂糖をまぶしたレモンに、パッションフルーツと桃の果実、キンモクセイとジャスミンの花が重なる、明るく甘い香り。

  • 『プレイメイト』

チェスから着想を得たブランドの一作。甘いイタリアンレモンとココナッツミルクで弾けるように始まり、睡蓮、ジャスミン、ティアレの花へ移ります。最後はムスク、バニラ、サンダルウッド、アンバーの温かな余韻が残ります。

手がけた香水