クリスチャン・マチュー

海の爽やかさと木の深さを結びつけた調香師。1991年のケンゾー プール オムや、ジバンシイのインセンス ウルトラマリンを手がけました。

France

クリスチャン・マチューのポートレート

クリスチャン・マチューについて

クリスチャン・マチューは、1946年に生まれ、2020年に亡くなった調香師です。ジャコモ、ケンゾー、ジバンシイなどの香りを手がけ、IFF、ルール・ベルトラン・デュポン、タカサゴで活動しました。フランス調香師協会は、その才能と控えめな人柄を追悼しています。

経歴

キャリアの出発点は、ボワ=コロンブのIFFでした。1980年のジャコモ プール オムや、1987年のクール ド パルファンを手がけます。ルール・ベルトラン・デュポンでは1991年のケンゾー プール オムを創作。その後、タカサゴのパリ拠点に移り、ジバンシイ、ヒューゴ ボス、ローラ ビアジョッティなどの作品に携わりました。

創作スタイルと哲学

作品には、海の爽やかさと木の落ち着きを結びつける表現が見られます。ケンゾー プール オムでは、潮風を思わせる感覚に針葉樹やサンダルウッドを重ね、海辺の風景に奥行きを与えています。木の香りに軽快な水の感覚を合わせる作風は、インセンス ウルトラマリンにもつながります。

代表作

  • 『ケンゾー プール オム』— 1991年。海と木を結びつけた、ブランドを代表する香り。
  • 『インセンス ウルトラマリン — ジバンシイ』— 1994年。マチューがタカサゴで手がけた作品。
  • 『エレメンツ アクア — ヒューゴ ボス』— 1996年。水を題材とする作品群のひとつ。

手がけた香水