アオイロ

日本とオーストリアの背景を持つ香りのデザインスタジオ。植物の香りと空間への感性を重ね、静かな気配を形にしています。

AOIRO founders Shizuko Yoshikuni and Manuel Kuschnig

アオイロについて

AOIROは、シズコ・ヨシクニとマヌエル・クシュニックが設立した香りのデザインスタジオです。日本とオーストリアの文化的な背景を持つ二人が、植物の香りとデザインの視点を組み合わせ、香水や空間のための香りを制作しています。ベルリンと東京を拠点に、国際的なブランドや施設とも協働しています。

経歴

ヨシクニはオーストラリアで植物やアロマセラピーを学び、2002年の帰国後にオーダーメイドの香りの制作を始めました。クシュニックはウィーンで哲学と美学を学び、グラフィックデザインを経て、2009年に東京で香りをデザインとコミュニケーションの手段として探究するようになります。二人はそれぞれの実践と理論を持ち寄り、2012年からベルリンを生活と制作の中心に置いています。

創作スタイルと哲学

季節、素材、質感、文化的な記憶を、空気の中に漂う香りへ置き換えます。強く主張する表現よりも、静かな気配や繊細な変化に注意を向ける姿勢が特徴です。植物についての知識と空間の捉え方を重ね、香りを嗅ぐ行為そのものを一つの体験として設計しています。

代表作

  • 『ラ・ヴァルス』— La Nuitの香水。ラヴェルの音楽を、木と鋭いスパイスで表現しています。
  • 『ハクドウ レイン』— 雨上がりの日本の島から着想した空間用の香り。湿った土と緑、葉や樹脂の気配を描いています。

手がけた香水