アントワーヌ・リー

フランス出身の調香師。ローズや樹脂に苦味、煙、動物的な緊張感を重ね、素材の明暗をはっきり見せます。

France

Antoine Lie

アントワーヌ・リーについて

アントワーヌ・リーは、フランス出身の調香師です。心地よさだけを目指さず、素材の苦味、金属感、動物的な気配まで作品の中心に置くことで知られています。カフェ ローズでは、ローズの透明感にコーヒーとスパイスの暗さを差し込みました。

経歴

香水学校で学んだ後、ジボダンや高砂香料などの香料会社で経験を積みました。香料会社での約27年を経て独立し、現在は自身の活動「アロエ」を拠点に、ブランドと直接組む仕事を続けています。

創作スタイルと哲学

花を美しく整えるだけでなく、その裏にある土、煙、汗、樹脂の感触まで見せる調香が持ち味です。強い素材を重ねても輪郭を濁らせず、嗅いだ人の好みが分かれる緊張感を残します。

代表作

  • 『カフェ ローズ』— ローズにコーヒーとスパイスの苦味を重ねた作品。
  • 『セクレシオン マニフィック』— 身体を思わせる素材を正面から扱った作品。
  • 『リヤン』— インセンス、レザー、樹脂の暗さを押し出した作品。

手がけた香水