タンジー

キク科タンジーに由来し、ゴールデンボタンの名でも紹介される香料です。鮮やかなハーブと柔らかな花の表情が、香りに草の青さを添えます。

アロマティック

タンジー(Tanacetum vulgare)の黄色い花の実物写真

タンジーについて

タンジーは、温帯のユーラシアに自生するキク科の多年草に由来する香料です。黄色い小さな花が、ボタンのような形に集まって咲きます。香水ではゴールデンボタンの名でも紹介され、植物のエクストラクトが、草や花を思わせる表情を添えるために用いられます。

香りの特徴

**草の青さを含む、鮮やかなアロマティックな花の香り**が特徴です。軽い花びらだけを思わせる花とは違い、ハーブのはっきりした輪郭と、柔らかなフローラルの表情が重なります。フレッシュな感触に、ほのかな甘さや木を思わせる響きもあり、花と草の間を行き来するような印象をつくります。

香水での使われ方

グリーンやアロマティックな香りに、花の柔らかさと、植物らしい生き生きした表情を加えます。柑橘の明るさと合わせれば草の輪郭が軽やかに感じられ、カモミールのようなハーブの花と重ねれば、芳しさの中に柔らかなつながりが生まれます。シダーウッドなどの木は青さを落ち着かせ、ムスクは、はっきりしたハーブの表情をなめらかな余韻へつなぐ組み合わせになります。

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