フィトンチッド

樹木が放つ揮発性成分に着想を得た森林調の香り。葉や木の清々しさを描き、花やウッディに緑の奥行きを加えます。

グリーン

Phytoncide

フィトンチッドについて

フィトンチッドは、植物が放出する成分を指す言葉で、森林の空気に関わる揮発性成分も含まれます。香水では、その樹木由来の印象を手がかりに、森の清々しさを描く香りとして使われます。一種類の木や単独の精油の名前とは異なり、緑と木が重なる広がりを感じさせます。

香りの特徴

葉の青さ、木の清涼感、樹脂を思わせる穏やかな深さが、森林調の印象につながります。甘い花や果実のように一つの輪郭が前面に出るより、木々の間を通る空気に近い表情です。組み合わせる樹木の印象によって、針葉樹の鋭い爽やかさから柔らかな緑まで幅があります。

香水での使われ方

グリーン、アロマティック、ウッディの香りに、清々しい立ち上がりや空間の広がりを加えます。柑橘と合わせると緑の明るさが増し、ローズや白い花の周囲には庭園を思わせる背景が生まれます。木のベースと重ねれば、葉から幹へ続く森林の奥行きを描けます。

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