マグノラン
マグノリアやピオニー、スズランを思わせるシムライズの合成香料。グレープフルーツの明るさを帯び、柑橘と花をなめらかにつなぎます。
フローラル
マグノランについて
マグノランは、シムライズが開発したフローラル系の合成香料です。マグノリアの花から採れる精油ではなく、メーカーは天然には存在しないアセタールとして分類しています。CAS番号は27606-09-3。花のイメージを調香で表すための、独立した香料です。
香りの特徴
マグノリア、ピオニー、スズランを連想させる花の香りに、グレープフルーツのような明るい表情が重なります。豊かな花の印象と、澄んだ柑橘の輪郭を一緒に持つ点が特徴です。白い花の構成に自然なふくらみを与え、香りを重くしすぎずに花の層をつなぐ役割を担います。
香水での使われ方
フレッシュなシトラスと透明感のある花の香りを結ぶ素材として用いられ、ドライなウッディ素材とも組み合わせられます。シムライズは1950年代からの素材として紹介し、後に別素材のネオマグノランへ発展させています。二つは関連を持ちながらも、香りの表情と製品としての同一性を区別して扱います。
