ジャスミン・ラクトン

クリーミーなジャスミン花弁調に、ピーチやアプリコット、ココナッツ様のニュアンスを持つ合成ラクトン。

アロマティック

Jasmine Lactone

ジャスミン・ラクトンについて

ジャスミン・ラクトンは、**天然のジャスミン抽出物ではなく**、特定の**合成香料化学物質**です。分子式は C10H16O2 で、2H-pyran-2-one, tetrahydro-6-(2-pentenyl)-, (Z)- や 6-[(Z)-pent-2-enyl]oxan-2-one などの系統名でも示されます。 香りは、ジャスミンの花びらを思わせるクリーミーなフローラルに、ピーチ、アプリコット、ココナッツ様の柔らかい甘さが重なるのが特徴です。

香りの特徴

調香では主に**ハートノートの修飾材**として使われ、香りに丸み、柔らかさ、乳様・ラクトニックな厚みを与えます。 ジャスミン、ガーデニア、チューベローズ、スズラン、ピーチ、アプリコット、ティー、ココナッツ系のアコードで、花様の豊かさとフルーティーなクリーミーさを補強する目的で用いられます。 なお、Jasmolactone や他の cis/trans jasmone-lactone 類とは別物なので、名称の近さだけで同一視しないことが重要です。

香水での使われ方

ジャスミン・ラクトンは、こうした香りの特徴を主役にしたり、香調全体に質感と輪郭を加えるアクセントとして用いられます。実際の印象は配合量と組み合わせる素材によって変化します。

このノートを持つ香水