ヒドロカルボレジン

シストの抽出物を加工した天然香料です。焦がした樹脂を思わせる香りと、アンバーや革の深みを添えます。

レジナス

Hydrocarboresine

ヒドロカルボレジンについて

ヒドロカルボレジンは、シスト(Cistus ladaniferus)の葉や小枝から得られる抽出物を加工した天然香料です。ビオランドの製品では、スペインで得た粗抽出物をフランスの工場へ送り、独自の工程で仕上げます。一般的なシスト精油やラブダナムの抽出物とは、製品として区別されます。

香りの特徴

焦がした樹脂を思わせるスモーキーな輪郭があり、アンバーや革を連想させる深みをもちます。甘く丸い樹脂の香りに、乾いた暗さや熱を加えたような印象です。メーカーは焦がした素材の香りを表す「ピロジェニック」の系統に分類しています。

香水での使われ方

樹脂、レザー、ウッディな構成に、煙のような陰影を添えるために使われます。香りの土台に置くと、花や明るい果実の下にも落ち着いた深みを作れます。シスト由来の素材ですが、抽出後の加工によって得られる香りの個性を生かす原料です。

豆知識

シストは夏の強い暑さに対応して樹脂を分泌する低木です。葉や小枝を蒸留する方法と抽出する方法があり、採取や加工の違いによって、同じ植物からも異なる香料が生まれます。

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