ファイヤートゥリー

オーストラリアのグラスツリーに由来し、樹脂の厚みに花や果実、酒を思わせる甘さが重なるノート。

レジナス

Fire Tree

ファイヤートゥリーについて

ファイヤートゥリーは、オーストラリアのグラスツリー、クサントロエア・プレイシーに由来する香料のノートです。樹脂を浸漬した抽出液と、葉を水蒸気蒸留した精油が流通しています。木のような姿と、細長い葉を広げる冠を持つ植物で、香りには樹脂、花、果実の表情が重なります。

香りの特徴

温かく厚みのある樹脂に、果実や酒を思わせる甘さが添わります。葉の精油には花、革、少し薬草を連想させる木の表情もあります。樹脂の抽出液では、ゼラニウムやライチを思わせる芳香から、蜜やメープルのような甘さ、煙と木へと広がります。植物の同じ名前であっても、部位や抽出法によって香りの細部が異なります。

香水での使われ方

樹脂の厚みを、花や果実の甘さ、木の深さと結びつける素材です。アンバーの構成に温かさを添えたり、ローズやゼラニウムの花を樹脂の芳香へつなげたりします。キレーサのマスタッシュでは、サンダルウッドとともに着想の中心となり、アガーウッド、干し草、シダーウッド、アンバーと同じベースに置かれています。

葉と樹脂

香料としてのファイヤートゥリーには、葉の精油と樹脂の浸漬液という異なる形があります。ベハヴは樹脂を低温で浸漬した抽出液を、ハーミテージ・オイルズは葉の蒸留精油を紹介しています。香水のノート名だけから、どちらの部位や抽出法が使われたかを決めることはできません。

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