ダスト
埃が積もった部屋や古い布、乾いた木を思わせる創作的な香りのアコード。時間の経過や人のいない空間を、香りの質感で描きます。
アーシー
ダストについて
ダストは、部屋に積もった埃や古い布、長く使われていない場所の気配を表す香りのアコードです。単一の植物や精油を指す名前ではなく、身近な空間の匂いを香料で描くための表現です。実際の埃を香水に混ぜることや、特定の一分子を使うことを意味するわけではありません。
香りの特徴
乾いた木、布の繊維、細かな粉を連想する柔らかな質感が中心になります。作品によっては、閉じた部屋の冷たさや、雨のあとに残る湿った石の感触と組み合わされます。乾いた埃と湿った土は異なる主題であり、ダストという名だけで同じ処方や同じ湿り気に決まるものではありません。
香水での使われ方
花の香りに時間の経過を感じさせたり、木やムスクの構成に空間の奥行きを添えたりするために用いられます。ヘレティックは使われなくなった撮影スタジオの空気を、ディメーターは家の布や土に由来する身近な匂いを、それぞれ創作の出発点にしています。周囲のノートによって、懐かしさ、静けさ、少し不穏な気配まで表情を変えられる香りの考え方です。
