ジアセチル
バターやキャラメルを思わせる、強くクリーミーな芳香成分。少量でグルマンの質感を豊かにします。
グルマン
ジアセチルについて
ジアセチルは、バターを思わせる香りを持つ芳香成分で、化学名を2,3-ブタンジオンといいます。発酵に伴って生じる成分としても知られ、香り作りでは、乳製品や焼き菓子のような質感を表すために使われます。バターそのものを抽出した香料とは異なります。
香りの特徴
強く浸透するような、甘くクリーミーなバターの印象が特徴です。温かなキャラメルを思わせる面もあり、少量でも香りの質感を変えます。穏やかな乳の香りだけでなく、鼻を引く鋭さを併せ持つため、組み合わせや濃さが全体の印象を大きく左右します。
香水での使われ方
バニラやトンカと合わせると、焼き菓子やキャラメルの丸い甘さを支えます。コーヒーやチョコレートのアコードには、乳やバターの厚みを添え、食べ物を連想させるグルマンの質感を作ります。果実の香りにも豊かさを加えますが、強い個性を持つため、周囲の素材との細かなバランスが必要です。




