クレームブリュレ
バニラのクリームと焦がし砂糖を思わせるアコードです。なめらかな甘さに、ほろ苦い香ばしさを添えます。
グルマン
クレームブリュレについて
クレームブリュレは、バニラを香らせたクリームと、表面の焦がし砂糖を思わせるアコードです。菓子から精油を採るのではなく、複数の香料を合わせ、なめらかな甘さと香ばしい薄い皮膜の印象を組み立てます。
香りの特徴
バニラの温かな甘さに、カスタードのまろやかさと、砂糖を焦がしたほろ苦い表情が重なります。キャラメルだけの香りよりクリームの厚みを想像しやすく、バニラだけの香りより焼き色を思わせる香ばしさがあります。甘さと香ばしさの釣り合いが、菓子らしい質感を生みます。
香水での使われ方
グルマン系の香りに丸みを与えたり、花の香りを甘く温かな余韻へつないだりします。木やムスクと重ねると、クリームの柔らかさに落ち着いた感触が加わります。樹脂の甘さともなじみ、果実の酸味と合わせれば、甘い部分との対比を楽しめます。
豆知識
フランス語の名前は「焦がしたクリーム」を意味します。カラメルの薄い層と、その下の柔らかいクリームという二つの質感が、香りを思い浮かべる手掛かりになります。
