カスカリラ

カスカリラノキの樹皮から得る精油。ナツメグや黒胡椒を思わせる辛さに、温かい木とハーブの表情が重なります。

スパイシー

カスカリラノキの枝と樹皮を描いた植物図譜。精油の原植物を示す。

カスカリラについて

カスカリラは、カスカリラノキの樹皮から得られる香料です。乾燥させた樹皮を水蒸気蒸留して精油を取り出します。木の樹皮という素材から、スパイスと木、ハーブの表情が重なる香りが生まれます。バハマ諸島やカリブ海地域などに由来する香料として知られています。

香りの特徴

**温かい木の香りと、胡椒を思わせるスパイシーさ**が特徴です。ナツメグや黒胡椒、ジンジャーを連想させる面があり、ハーブの爽やかさと柔らかなバルサム感も重なります。鋭い辛さだけではなく、乾いた樹皮のような奥行きも持つ素材です。木の温かさと青い芳香が、一つの香りの中に共存します。

香水での使われ方

スパイスを中心にした構成や、苔と木を組み合わせるシプレ系、芳香のあるコロンなどに使われます。ナツメグやピメント、セージ、オークモスと合わせると、木とスパイスのつながりを作ることができます。香りに辛さを足すだけでなく、複数の素材の間へ芳香を通し、温かい木の印象に細かな表情を添えます。

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