ケードウッド
地中海沿岸に自生する常緑低木、ケード(杜松)から得られる香料。焚き火のような力強いスモーキーさと皮革を思わせる独特な香りを持ち、フレグランスに深みと野性味を加える。
スモーキー
ケードウッドについて
ケードウッドは、地中海沿岸に自生する常緑低木、別名「針ネズミジュニパー(Juniperus oxycedrus)」から抽出されます。木部を乾留することで得られるタール状の精油が、この個性的な香りの源です。
香りの特徴
一言で言えば、**スモーキー**で力強い香りが最大の特徴です。焚き火の残り火を思わせる温かみと、なめし革のようなタール系の渋みが重なり、ウッディ系香料の中でも特にワイルドで独特の存在感を放ちます。
香水での使われ方
主にベースノートとして、重厚なウッディ調やレザー調の香水に用いられます。少量加えるだけで香りに奥行きと力強さが生まれ、他のスパイスや樹脂系素材と合わせることで、ミステリアスな雰囲気を演出します。
豆知識
古くからその殺菌力の高さから、民間療法として皮膚のケアや獣医の薬としても重宝されてきました。その力強い香りは、かつては厄除けのような役割も担っていたと言われています。

