サリチル酸ベンジル
柔らかな白い花とバルサムを思わせる合成香料です。ジャスミンに近い甘さの奥に、かすかに海のような表情があります。
フローラル
サリチル酸ベンジルについて
サリチル酸とベンジルアルコールのエステル化によって得られる合成香料です。天然にはイランイラン精油などに含まれ、分留によって取り出すこともできますが、香水では合成品が主に使われています。
香りの特徴
柔らかく透明感のある白い花の香りが中心で、**ジャスミン**やチュベローズを思わせる甘やかな印象があります。奥にはほのかなバルサムの甘さと、わずかに潮風を感じさせる清涼感が潜み、単体では控えめながら複雑なニュアンスを持ちます。
香水での使われ方
フローラル系の香りに広がりと持続性を与える目的で、幅広い処方に用いられます。トップからミドルにかけて存在感を示し、他の花の香料と重ねることで、まろやかで自然な花束のような調和を生み出します。
