竹水

初夏に竹から採取される液を題材にした香料です。淡い甘さとみずみずしさが、青い草木や乾いた木の香りにつながります。

グリーン

Bamboo Sap

竹水について

竹水は、竹の茎から採取される透明な液を指します。香料として扱うときは、竹の葉や乾いた竹材の香りとは区別される素材です。日本の竹林を題材とする香水では、初夏の短い期間に得られる液の淡い甘さや瑞々しさが、香りの出発点になっています。

香りの特徴

水を思わせる軽やかさの中に、ごく淡い甘みと植物の青さを感じさせます。青々しい葉だけを描くグリーン調よりも、さらりとした透明感が特徴です。土や乾いた木の香りと組み合わせると、竹林の涼やかさと、自然の湿り気のある奥行きをつなげられます。

香水での使われ方

グリーンウッディやウォータリーな構成に、植物から得られる水のイメージを加えます。シソ、葉の香り、穏やかな花や木と重ねると、爽やかさの中に柔らかさを保てます。煙や土の印象を添える使い方では、生きた竹と朽ちる竹の対比も生まれます。

豆知識

竹は木のように大きく育ちますが、植物分類ではイネ科に属します。竹林から受ける印象には、葉、茎、土、風などが重なっています。竹水はそのうちの水分と生命感に目を向けた、特徴のある素材です。

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