ベイクドアップル
焼いたりんごの温かな甘さを描くアコード。やわらかな果実感にカラメルやスパイスのようなぬくもりが重なり、香りに心地よい甘さを添えます。
グルマン
ベイクドアップルについて
ベイクドアップルは、オーブンで焼いたりんごの印象を香りで描くアコード(複数の香料を組み合わせてつくる香りのまとまり)です。果実から直接採った香料ではなく、焼き菓子の記憶を表現したもので、決まったひとつの処方があるわけではありません。
香りの特徴
もぎたてのりんごの酸味やみずみずしさとは違い、熱を通したあとの**とろりとした甘さ**が中心です。やわらかな果実感に、カラメルのような焦がした甘みや、シナモンを思わせるスパイスのぬくもりが重なります。ブレンドによって、スパイスが前に出るものもあれば、焼き菓子のような甘くやわらかな方向に寄るものもあります。
香水での使われ方
デザートをテーマにしたグルマンや、温かみのあるアンバー調の香りで出会うことが多いアコードです。香りの立ち上がりに置かれ、軽くスパイスの効いたフルーティな印象を最初に伝える役回りを担うこともあります。シナモン、クローブ、ナツメグ、ブラウンシュガー、バニラとよくなじみ、下にウッドやバルサムを重ねると甘さに落ち着いた奥行きが生まれます。
