アプリコットカーネル
アンズの種子を題材にしたノートです。果実の柔らかい甘さに、丸みのある種子の印象を添え、花の香りへつなぎます。
フルーティ
アプリコットカーネルについて
アプリコットカーネルは、アンズの硬い核の内側にある種子を指します。アンズはバラ科のPrunus armeniacaで、果実ノートとは題材の部位が異なります。公式の香料名がアプリコットシードエッセンスの場合も、種子を示す表記として扱います。
香りの特徴
果実を思わせる柔らかな甘さに、種子を題材にした丸みのある印象が重なります。花の香りの中では、明るさを保ちながら角を和らげるアクセントになります。瑞々しい果肉を大きく描くノートとは異なり、ローズやピオニーの周囲に穏やかな甘さを添える使い方もできます。
香水での使われ方
ベルガモットやピンクペッパーの明るいトップと、ローズなどの花をつなぐ素材として使われます。香水の原料名だけでは圧搾、蒸留、再構成などの製法までは確定しません。化粧品用の無臭に近い種子油とも区別し、香料としてどのように紹介されているかを確かめます。
豆知識
アンズの果肉、花、種子は、同じ植物でも香りの題材としては別々です。種子はカーネル、シードという二つの英語表記で紹介されることがあります。部位を残して記録することで、単なるアプリコットの果実ノートへ読み替わるのを防げます。
