セルジュ・ルタンス

2000年にパリで始動した、セルジュ・ルタンスと資生堂の長い協働から生まれた香水ブランドです。

France

Serge Lutens ロゴ

セルジュ・ルタンスについて

セルジュ・ルタンスは、芸術家セルジュ・ルタンスと資生堂の協働から生まれ、2000年にパリで正式に始動した香水ブランドです。両者は1980年から45年以上にわたり、香りだけでなく広告や店舗空間にも通じる美意識を共に形にしてきました。

ブランドの歴史

1980年、資生堂は欧州事業の本格展開に合わせ、ルタンスにグローバルイメージとビジュアルアイデンティティの構築を依頼し、その仕事は欧州市場への進出と国際化を後押ししました。1992年にはパリの「レ・サロン・デュ・パレ・ロワイヤル資生堂」で、彼が制作した釣鐘型ボトルの香水の販売を開始。1999年に角型ボトルが加わり、2000年には資生堂グループの支援のもと、彼の名を冠したブランドが発足しました。

フィロソフィーと特徴

2015年、資生堂は共同で育ててきたブランドの商標権を取得し、世界の主要都市での直営店展開などへ投資する体制を整えました。第三者が育てたブランドを新たに迎えたというより、1980年以来の協働と2000年の立ち上げを経て、所有関係を一本化した経緯です。資生堂は取得時にルタンスが精神とスタイルを引き続き指揮すると発表し、2016年にも創業者が全面的に関与していると説明しました。

代表的な香水

1992年のフェミニテ・デュ・ボワは、杉材を軸に香りのジェンダー観を揺さぶった初期の転機です。アンブル・スルタンやシェルギイにも、記憶や土地を樹脂、スパイス、木の質感へ置き換える作風が表れています。

このブランドの香水