イニシオ パルファム プリヴェ
2015年に始動したフランスの香水メゾン。香りを装飾ではなく感情や行動に関わる力として捉え、濃密な素材と嗅覚研究を結びます。
France
Initio Parfums Privésについて
Initio Parfums Privésは、香水を「よい匂い」に限定せず、儀礼、誘惑、安心、集中など、人の状態へ働きかけてきた文化的な力として捉えるフランスのメゾンです。名称はラテン語の始まりや入門を示し、香りをまとう行為を一つの変化の入口に置きます。
ブランドの歴史
2015年に創設され、古代や中東の香り文化を参照しながら、現代の高濃度なフレグランスへ展開しました。異なる調香師と協働し、ムスク、木、花、アンバー系素材を軸に複数のテーマ別コレクションを構築。創設10年を機にdsm-firmenichとの研究協働を発表し、嗅覚と感情・認知の測定を製品開発へ取り入れています。
フィロソフィーと特徴
拡散や残香、肌との近さを、物語だけでなく素材技術と知覚の関係として設計します。ただし、香料を人間のフェロモンと同一視したり、誰にでも同じ心理効果を保証したりはできません。公式の「power」という語を、科学で全て証明済みという意味ではなく、文化史、感覚、現在進行中の研究が交わる創作テーマとして読むのが適切です。
代表的な香水
- 『ムスク セラピー』— 白いムスク、果実、木を、肌を包む明るい安堵感へした作品。
- 『ウード フォー グレイトネス』— ウード、スパイス、芳香植物を、暗い密度と強い拡散へした作品。

