ディオール

1946年にパリで創業し、翌年から服と香水を一つの装いとして提案したクチュールメゾン。庭、花、仕立ての構築性を現代へ継ぎます。

France

Dior ロゴ

ディオールについて

ディオールは、服だけでなく香りまで揃って初めて女性の装いが完成するというクリスチャン・ディオールの考えから、創業初期よりクチュールと香水を並行してきたメゾンです。庭と花への愛、建築的なシルエット、祝祭性を、視覚と嗅覚の両方で表します。

ブランドの歴史

クリスチャン・ディオールは1946年にメゾンを設立し、1947年2月に最初のコレクションを発表しました。同じ年にポール・ヴァシェらとの協働で最初の香水を送り出し、自らをクチュリエ・パフューマーと位置づけます。その後、エドモン・ルドニツカをはじめ多くの調香師と時代を作り、現在は専属パフューム・クリエーション・ディレクターのフランシス・クルジャンがアーカイブ、素材、現代性を結んでいます。

フィロソフィーと特徴

幼少期のノルマンディーの庭と、南仏ラ コル ノワールで育てた花は、単なるロマンティックな背景ではなく、素材選びと空間構成の基盤です。グラースの花農家との長期協働により、ローズやジャスミンを栽培段階から理解。花の豊かさを、服のウエストやボリュームのような明確な構造へ置き、華やかさと着用時の均衡を両立させます。

代表的な香水

  • 『ジャドール』— 花々を金色の流れのように重ねた現代的なフローラル。
  • 『ソヴァージュ』— 柑橘、スパイス、アンバーウッドを広い空気と強い残香にまとめた作品。
  • 『ファーレンハイト』— 花、革、ガソリンを思わせる対比を大胆に結んだ作品。

このブランドの香水