セリーヌ
1945年創業のParisのクチュールメゾン。2019年に再始動したHaute Parfumerieでは、記憶、音楽、夜の文化を薄いヴェールのような香りへします。
France
Celineについて
Celineは、Parisの日常を端正な輪郭で捉えてきたクチュールメゾンです。香水では、伝統的な「couturier parfumeur」の考えを現代へ戻し、服、音楽、写真、若者文化、個人的な記憶を、肌に薄く残る空気として扱います。
ブランドの歴史
Céline Vipianaが夫Richardと1945年に子ども向けの注文靴店を開き、のちに女性服と革製品へ展開しました。香水は1960年代にも存在しましたが、半世紀以上の間隔を経て、Hedi Slimaneのクリエイティブディレクションにより2019年にHaute Parfumerieとして本格的に再始動。Slimane自身の嗅覚日記から名称と情景を選び、専用ブティックを設けました。
フィロソフィーと特徴
一つの強い記号で押し切らず、パウダー、木、アイリス、革、バニラなどを、透ける層として重ねる傾向があります。昼用と夜用の編集はありますが、着用者を性別や時刻で拘束せず、光と影の濃度を選ぶための案内です。直線的なボトルと抑えた色調も、記憶の私的な温度を守る静かな器として機能します。
代表的な香水
- 『パラード』— ネロリとベルガモットを、粉のような柔らかさと都会的な明るさへした作品。
- 『ブラック・タイ』— バニラ、木、パウダーを夜の正装の親密な余韻へした作品。











