ブレンダーグラフィ
2024年にアムステルダムで誕生したフレグランスブランド。カクテルを素材や質感に分解し、香水として組み立て直す作風で知られている。
Netherlands
ブレンダーグラフィについて
ブレンダーグラフィは、2024年にアムステルダムで誕生したフレグランスブランドです。カクテルの世界を香水に置き換える試みを、ブランドの軸にしています。
ブランドの歴史
創業者のヒョン・ユは、ファッションとビジュアルデザインの分野で20年以上の経験を持つデザイナーです。香り、ビジュアル、ボトル、物語をひとつの作品として組み立てる考えのもと、ブランドを立ち上げました。構想はアムステルダムで練られ、調香師との協働を経て、ボトリングは南仏グラースで行われています。
フィロソフィーと特徴
ブランド名の「ブレンダー」は香りを分解して混ぜ直す工程を、「グラフィ」は映像や記憶に形を与える視覚的な表現を指しています。カクテルを柑橘やハーブ、スパイス、甘み、苦み、蒸留酒といった素材や質感に分けたうえで、エクストレ・ド・パルファム(香料濃度の高い香水)として組み立て直します。飲み物をそのまま瓶に詰めるのではなく、その一杯を囲む場所や人の記憶まで描こうとしている点が特徴です。
代表的な香水
ジャスミン・マティーニは、ジャスミンにジュニパーやオリーブ、ワインの澱を重ねた、ドライで酒気を帯びたフローラルです。バニラ・マッドスライドは、バニラにカカオやコーヒー、ビターアーモンドを合わせ、甘さにほろ苦い陰影を持たせたグルマンです。サンタル・ペインキラーはトロピカルな方向に振り、パイナップルとココナッツをシナモンやカルダモンで温め、サンダルウッドとスモーキーなケードで締めくくります。